前回の経験から曜日を選ぶとななつ星が田原坂で撮影する事が出来るとわかり、意図的に日曜日出発としました。ついでの撮影なんですがデザインはともかくこの色の列車がやってくるとやはり興奮します。まして田原坂を登る低音のエンジン音が遠くから聞こえるとかつての”あかつき”を牽引して田原坂を登ってきたDD51の事を思い出し結構萌えます。 17,11,12 木葉―田原坂 9019レ 12:18頃 Canon EOS7DMarkⅡ
09月に訪れた大牟田の三井化学大牟田工場専用線ですが午前中の入換がイマイチ納得出来る撮影が出来なかったので凝りもせず11月12日~14日に再訪する機会を得ました。この手の撮影ツアーは手間と経費を検討してネットで安価なツアーを探して申込むのが常です。特に熊本は地震の風評被害で観光客が激減しているので航空会社もかなりの割引で旅行会社に航空券を卸しているいる関係で北海道以上に割安のツアーが存在します。しかし、ツアー申込は大きなリスクを背負う事にもなります。そのリスクとは天候です。全日程天気が悪ければ行く意味がなくなります。そのため多額のキャンセルチャージを背負ってでも(前日のキャンセルだと40パーセントのチャージが課せられます)行っても無駄と判断した場合は出撃断念もアリとしていました。そのため直前キャンセルの基準を自分なりの線引きをして出発日を待ちました。3日前の現地の天気は初日の12日は快晴の予報でしたが13日と14日は曇ベースの天気予報を出していました。ちょっと悩みましたが初日が晴れることと移動性の低気圧ですので中日は天気が悪くても最終日は14日は午後から回復するのではないかと判断して思い切って催行する事にしました。
13日の天気予報は曇のち一時雨。朝のうち晴でした。この写真も背後は青空なんですが太陽側(東側)は黒い雲が出てギリギリ薄陽が射してくれました。13日のこの一連の入換が晴れて撮れていればかなり納得出来たのですがぁ?! 17,11,13 三井化学大牟田工場専用線 09:39頃 Canon EOS7DMarkⅡ
実際、現地の天候は12日が晴、夕方から曇で13日が曇、夕方から雨、朝のうち晴。最終日の14日は曇一時雨、午後から晴でした。このため初日の12日はかなりハードな撮影となりましたが13日と14日は時間を余らすくらいで暇さえあれば借りたレンタカー内でふて寝していました。
結果から言えばお目当てだった三井化学大牟田工場専用線の朝の入換は晴ベースで撮影する事が出来ず来春の課題となってしまいました。オマケのつもりだった”ななつ星”が意外に良かった事。14日の朝は天気が悪いので熊本市電で5014号と最古参の1063号に乗れたのが収穫でした。
帰ってきたばかりですが三度目のリベンジで03月頃にまた熊本ツアーを検討しています。
【資料】
利用ツアー会社 ジェイトリップ
11月12日 JAL623便 HND06:55→KMJ08:45
11月14日 JAL638便 KMJ19:55→HND21:25 (発着10分遅)
レンタカー 九州スカイレンタカー(スバル ジャスティ=ダイハツ トール)
宿泊 ネストホテル熊本 2泊
この専用線の財源が危険物である特殊性から工場内のバッテリー電気機関車が入換していること自体極めて異例でよくぞ今まで残っていてくれたと思うばかりです。通常はパンタグラフを下げてバッテリーから給電されますが単機で動く場合のみパンタグラフを上げる場面があります。この日の晴カットはこの1枚でしたがパンの上がったB型電機が撮影出来てこれだけで結構、満足でした。 17,11,14 三井化学大牟田工場専用線 15:03頃 Canon EOS7DMarkⅡ
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