わざわざこの列車だけのために出撃することは皆無でしたが、何かのついでに撮るには絶好の被写体でした。バカにしてEF510時代に撮影していないのが、今となっても悔しい限り。やはり撮ったモン勝ちですネ! 23,11,08 14:21頃 牛久ー竜ヶ崎市 5094レ EOS R6MarkーⅡ
年が明けた頃から三月のダイヤ改正の話題が多く聞かれる様になりました。その中でも機関車関係の去就が気になるところ。まだ少し安泰と思われていた東海道・山陽本線スジのEF65PFも定期運用から撤退とか、中央西線のEF641000の重連運用が見られなくなるとか国鉄型電気機関車はいよいよ風前の灯になってきた様です。そんな中福島県泉と群馬県安中を往復していた通称:安中貨物が廃止になるニュースは意外でした。その廃止理由が東邦亜鉛安中工場でと亜鉛の精錬廃止という事で企業名にもなっているプラントの創業停止は少し驚きを持ったのが本音です。↑↓東邦亜鉛は福島工場も安中工場も入換動車を持ち味のあるスタイルで良い被写体となりました。 ↑15,02,18 09:28頃 東邦亜鉛福島工場 EOSー1D X MaRkⅢ ↓22,04,01 16:38頃 東邦亜鉛安中工場動車 安中 EOS-1D X Mark Ⅲ
今でこそ安中貨物などと名前が付けられていますが、専用貨物が多数運転されていた国鉄時代にはまことに地味で、わざわざ撮りに行く存在ではありませんでした。国鉄時代の安中貨物は水戸線・両毛線経由で効率的な経路に思えますが、実は水戸線は全線、両毛線もほとんどが単線なので交換待ちも多く、さらに小山ではEF80(後にEF81)↔︎EF15(後にEF60)、高崎ではEF15↔︎EF62と機関車交換があり今みたいに大回りだけど全線複線で機関車交換不要で国鉄時代の方が所要時間は短いどころか長かった記憶があります。
貨物列車衰退の中、注目される様になった安中貨物廃止のニュースにまたひとつ面白味のある貨物列車が見られなくなる事に一抹の寂しさを抱くのは、私と同じ世代の鉄ちゃん共通の思いな気がします。
国鉄時代の安中貨物は水戸線・両毛線経由で目立たない存在でした。水戸線で一番の勾配区間を行くEF80。今、この撮影地は北関東自動車道の橋脚下になってしまいました。 80,02,23 福原ー羽黒 5790レ OLYMPAS OM1