いつもお世話になっているネコパブリッシング発行の”国鉄時代”が発売されました。今回の特集は「東北本線」で、主に蒸機時代の東北本線の写真を紹介していますが、後半に東北本線での電機の活躍写真も掲載されています。その中で石橋一郎氏は私と世代が同じで、また当時から面識があっただけにED71の傑作の数々を見て”してやられた!”となんとも悔しい思いに駆られましたが、所詮は三十数年まえのドラマですが悔やんでも致し方ないことです。
この号でも私が2ページではありますが”赤羽界隈”と言う題で75年前後の写真を紹介しています。特にP73の157系お召電車の写真ですが本のコメントにはさすがに書けませんでしたが逸話があります。実はこの列車は過激派によって荒川鉄橋で爆破され、昭和天皇は暗殺されるかも知れなかったのです。幸いにお召列車警備の警察官を見て過激派が見つかったと思い犯行を断念したと言うことを後の報道で知りました。あの日、犯行が成功していたらあの列車は来なかっただろうし、あの時点で昭和が終わり政情不安となったことでしょう。当然今の平成の世の中もなかったわけで、あの写真を見るたびに平和な世の中が素晴らしいと思うしだいです。
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