季節さえ選べば紅葉バックの”北斗星”が撮影出来たのも今は昔話となってしまいました。もう一度海線で”北斗星～ブイＶＶＶＶ！”と雄叫びを上げたいものです。 ０５，１１，０５ 小幌―礼文 ３レ ＲＤＰ－Ⅲ（＋１） スキャナー ： Ｎｉｋｏｎ ＣＯＯＬＳＣＡＮ ⅣＥＤ
今年の鉄道業界での一番のニュースはブルトレの全廃だったのではないでしょうか？子供の頃、東海道線を颯爽と駆け抜けるブルトレに憧れて鉄ちゃんになったと言っても過言ではない自分にとって国鉄ブルトレではないにせよ最後のブルトレだった”北斗星”の廃止は本当に残念でなりません。需要があるのに、存続を要望されているのに廃止にしてしまう・・・会社をまたぐ列車は面倒だからと言う内部の都合を新幹線開業のどさくさで廃止すると言う、言わば顧客無視の経営体質はＪＲしかありません。
ほんの１０年前、わかってはいましたがこの日を迎えるなんて信じられませんでした。
この年は盛りは超えてはいましたが何とか紅葉を楽しめました。これが１週間違うと完全に葉っぱが落ちてしまい冬景色になってしまいます。 ０５，１１，０５ 礼文 ４０９１レ
１０年前だとまだまだ北海道も被写体がいろいろありましたので渡道すればするでいろいろ楽しめた時代でした。昼間は１往復だけでしたが海線にＤＤ５１の貨物列車もあり、はかない願いではありましたが原色ＤＤ５１が来ないかと期待したのもついこの間の様な気がします。
来春のダイヤ改正でＪＲ北海道は大幅な減産体制に転換します。今回は普通列車のみですが、この流れはいずれ都市間輸送の特急には波及するのは明白です。これは何を意味するかは多くの廃線を見て来た先輩諸氏ならご想像が出来ると思います。鉄道は交通弱者の足です。高齢者や学生の弱い立場のために厳し気候のだからこそ価値がありました。その足を儲からないからと切る（廃止）なんてなんと言う企業犯罪でしょうか？国鉄が残っていたらここまで悲惨な結果にはならなかったと思うのは自分だけでしょうか？
北船岡駅付近も丹念に探すと電線がないポイントがあね事をこの時に初めてしりました。”あぁぁ・・・太陽が！”とハラハラしていると少し遅れて特急が通過していきました。 ０５，１１，０５ 北舟岡 ５０１３Ｄ
