大船渡の夜明です。静まり返った海が牙をむき多くの方をさらっていったとはこの海を見ていると信じられません。 ２２，１１，１８ ｉｐｈｏｎｅ７カメラ機能で撮影
今年も東日本大震災が発生した０３月１１日がやって来ました。昨年は大船渡と宮古を訪れる機会に恵まれましたが、さすがに震災は１０年前の出来事で現地は復興が進んでますが、それでも堤防などが未整備の地域では被災したままで空き地のままもたくさんあり、また復興住宅は山に移転されこの中には漁師の方いらっしゃるなら浜から離れた山に移転して、命のためとはいえ日々の暮らしは大変だろうなぁ！と感じています。しかし、大なり小なりに東日本大震災を経験した日本人として敗戦の日、広島・長崎に原爆が落とされた日と共に、この日は忘れてはならない日と思う次第です。
この間、一番変わったのが政府の原発への対応です。福島原発を教訓に原子力の撤廃を掲げた政府はいつの間にか、廃炉の延長を皮切りに原発へシフトしていく姿に危機感を感じています。福島原発が爆発して多くの方が避難する姿を見たときに、日本国民ほぼすべてが、原発反対を唱えたと思うのですが喉元過ぎれば熱さ忘れずではないですが、燃料高騰の中で原発再開もやむなしと言う風潮が出て切る事に危機感を覚えます。ウクライナを見れば明らかですが、原発は他国から攻撃を受ければ計り知れないダメージを与える事は必至です。国家の危機管理として原発は国を亡ぼす一つとなる事を知るべきと震災の日に思い新たにしたいと思います。
宮古の旅館から眺めた宮古湾です。昔、この防波堤の横をラサ工業のＣ１０が観光用に走っていた場所です。地震の後はこの防波堤を津波が乗り越えてくる画像が何度も流されていました。 ２２，０７，０３ ｉｐｈｏｎｅ７カメラ機能で撮影
