６日は０３：２０に起床し、何故か盛岡在住のマチさんが八王子で宿泊されている（実は東京に研修出張で上京していました。）と言うので、八王子市内経由彼を乗せ八王子インターから圏央道―関越道―上信越道で北上しました。
霧の中を走る長野電鉄２０００型です。せっかく現場まで来たので、こんな写真を撮ってみました。実は先週の１０月３１日も湘南チサ區様とこの撮影地を訪れているのですが、この日よりも濃い霧で、写真どころではなくここから車で５分ほど離れた゛すき家゛で「納豆定食」を食べただけで帰路についてしまいました。結果、３５０キロ走ってすき家に行ったようなものです…泣笑 １０，１１，０６ 長野電鉄信濃竹原 ３０２レ Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ
この秋はなかなか天候が安定しなかったものの６日～７日の週末は久々に天気が期待できる予報が出ていました。それを裏付けるよううに綺麗な夜明を見ながら車を走らせていると、上信越道の小諸以北では濃い霧が出できました。いずれ霧はきれるだろうと鷹をくくっていたのですが、北に行けば行くほど霧は濃くなっていきます。行きがけの駄賃にと長野電鉄信州竹原―夜間瀬間で２０００型を撮影しようとしたのですが、霧は消える事無く結局、霧が消えたのは再度上信越道で北上し妙高高原以北に来てからでした（結果論ですが、この日、４８５系Ｔ１８編成が信越線を走っていたようなので、これを撮るべきでした…悔）。
交流イベントは１０時前より開催されると言う事で、現地には９：３０頃に到着。すでに夜間軌行様は新妻を連れて現地に到着していました。（先日挙式をあげた奥様の記念すべき鉄妻デビューとなりました！）
ほぼ東西の位置関係にある百軒町の車庫ですので午前中の光線が良い時間は限定されるので、１０時からの撮影だと急がないといけません。 １０，１１，０６ 頚城鉄道公開 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ
夜間軌行様は新妻を連れての参加となりました。奥様は初めて鉄ちゃんと言うジャンルの人（それもかなりコテコテの強者）を多数見て大なり小なり、カルチャーショックを受けたのではないでしょうか？ １０，１１，０６ 頚城鉄道公開 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ
交流会と言っても会議方式ではなく、日頃のイベントではお手伝いでなかなか撮影が出来ないスタッフに撮影してもらう意味と今後のイベントでどのように車両公開・展示をしていけば良いかを探る機会でもあった様に思えました。そのため、日頃から気心の知れている同士の様で、撮影側の要望もある程度聞いていただけ好都合でした。
昼食後は頚城鉄道の廃線跡めぐりツアーも行われました。廃線から長い年月が経っているにもかかわらず築堤が残っている場所もあれば、廃線跡が完全に田んぼになってしまい、当時の面影を全く残していない場所もあり非常に興味深いものがありました。またこのツアーに使われたバスも頸城バス最後の旧塗装車となった頸北観光バス所属の路線バ ス車両を充当していただきバス好きのマチさんにはたまらなかった様です。
旧頚城鉄道の保存車両の中でやはりその存在感を誇示するのは２号機コッペルではないでしょうか？私にとっては西武鉄道山口線（おとぎ鉄道）での出張運転で見ているだけに懐かしさを感じます。後ろの民家の洗濯物を隠すためにアングルに苦労しました…笑 １０，１１，０６ 頚城鉄道公開 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ
撮影している近所の子供がおじいちゃんと一緒に見学にやって来ました。こんな素晴らしい環境で鉄道の英才教育を受けると２０歳過ぎで撮影チャーターツアーを主催するような人物になるのではないかと心配になってしまいます…笑 １０，１１，０６ 頚城鉄道公開 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ
このバスが頸城バス最後の旧塗装車となった頸北観光バス所属の路線バス車両です。今はバスから撤退した富士重工製のバスで、方向幕もこちらのリクエストに応えてもらいましたが、この時点で運転手さんは怒ってはいないものの、完全に呆れ顔でした…笑 １０，１１，０６ 頚城鉄道公開 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ
頸城バス最後の旧塗装車で廃線跡めぐりツアーに向かいました。４０年弱の月日が過ぎようとしていますが、こんなにはっきりと築堤跡が残っている場所もありました。なお、バスの車内では次停車のボタンを無闇に押してみたり、バスの後部ドアが開閉の際になるブザー音が電子音ではないと歓声をあげて、どう見ても平均４０歳以上の大の大人がはしゃいでいる中学生の遠足状態でした。 １０，１１，０６ 頚城鉄道公開 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ
廃線跡にはこんな鉄橋が残っている場所もありました。よくもまぁ、朽ち堕ちず残っていたものだと感心してしまいました。この場所の前後は築堤跡もなく、旧頚城鉄道の方が案内していただかないと見つからない場所です。 １０，１１，０６ 頚城鉄道公開 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ
陽が傾き交流イベントも終わりに近づくと光線がエロエロになってきて、シャッターを押す指にも力が入ります。しかし４０年弱前に廃線となった鉄道車両をこうやって撮影出来る事は我々にとって、どんなにありがたい事でしょうか… １０，１１，０６ 頚城鉄道公開 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ
そして、最後はこの光景で〆となりました。感動の所在地ここにアリ！そんな感じがしました。本当に充実感のある一日をありがとうございました。 １０，１１，０６ 頚城鉄道公開 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ
今年は猛暑の余波でしょうか？秋の天候が不順で心行くまで撮影をしたと言う事がなかっただけに、天候に恵まれたこの交流イベントは大変有意義でした。最後に我々に一日、付き合っていただきましたＮＰＯ「くびきのお宝のこす会」の皆様には本当に感謝いたします。また、皆様にお逢いできる事を楽しみにしております。
