東急・大井町線の旗の台駅ホームの木製の長椅子です。たぶん30年以上前からここに置かれ、何人もの乗客が腰を下ろして列車を待った事でしょう。永い間、飾らない世相を見つめてきたのかも知れません。 こんな素晴らしい椅子がホームの改良工事のため、もう少しで強化プラスチックの椅子に置き換えられ、消えていきます。こなん情緒ある椅子が無味乾燥とした新しい物に変わって行く事が、豊かさにつながるのでしょうか?