１０，０４，２５ 会津鉄道湯ノ上温泉付近撮影風景 御大様撮影
今年も残すところ、あと２日となりました。今年一年、本当にありがとうございました。
私にとって２０１０年はＣ型肝炎治療のために成人してから初めての入院とインターフェロン投薬。さらには副作用による体調悪化。そしてインターフェロンの投薬効果が出ない為の投薬中止等、これほど健康を気にした年もありませんでした。
さて、２０１０年を鉄ちゃん業界とし見回すとブルトレの衰退や大糸線キハ５２、さらには西日本に残っていたキハ１８１系の定期運用離脱など、国鉄時代から長年親しんできた列車や車両の引退が記憶に残ります。
さらに、２０１０年は私のようなへそまがりの頑固者にとってはデジタルカメラの更なる普及によりカメラ量販店へ出向いても、フイルム売場がどんどん縮小されている事態に憂慮と言うより絶望を感じる一年でした。近い将来、フイルム愛好家＝変人扱されるようになる日も近いなと嘆いております。ただ、ＣＤやＭＤ全盛の現代でもレコード愛好者は多く、高価になったとは言えいまだにレコード針が安定供給されているのを見て、フィルムが生産停止になる事はまずないと楽観視しております。ただこれもフィルムの供給元である富士フィルム写真工業と言う会社が将来に向けて存在すればの話でもし、富士フィルム写真工業がもし倒産でもすれば、私たちフィルム愛好者も道連心中になりかねず、一抹の不安も感じております。
２０１１年はどんな年になるかと言うとやはり、Ｃ６１２０号機の復活が上げられると思います。復活シロクニが運転休止してから早１０年以上が経ちますが、半ば諦めていたハドソン機復活が形式は異なれど、また現実の物になり、我々の目の前に火を入れて現れてくれる事は、本当に喜びに絶えません。やはり日本の鉄道で気品がありながら、それでいて力強さを感じるハドソン蒸機の存在は別格です。復活の日が近くなれば、なるほど期待が高まります。
とりあえず復活後は高崎配置となり、当面は電化区間での運転が主となるでしょうが、もともと東北線で活躍したカマだけに今度の陸東の蒸機運転はＣ６１かな？等と思い、更には奥中山での里帰運転への期待しております。また、会津若松のラウンドハウスにＣ６１２０号機とＤ５１４９８号機が淡い煙を上げながら肩を並べている姿を頭に浮かべては心を馳せています。
そして復活と言って忘れられないのが大糸線で引退したキハ５２がいすみ鉄道です。復活は春先に予定されていて、自宅から２時間以内で動くキハ５２が見られると言うのもなんとも贅沢な話で、なかなか忙しい１年になるのではないかと楽しみにしております。
明るい話題の反面、１２月の陸東Ｄ５１４９８号機運転で赤倉温泉―中山平間で目撃した防風林の無断伐採が原因による地元の方と鉄ちゃんのトラブルは、自分が当事者ではなかったにせよ日頃、線路際の草を刈取る事の多い私たちも一歩間違えば当事者となり、器物破損で刑事事件に発展する行為であり、また例え示談が成立しても損害賠償が伴う事になります。更には鉄ちゃんの評判を落とす事となってしまう事につながり、猛省をしなければならない出来事でした。
来年の抱負はまずは健康第一、二は鉄ちゃん。仕事は三のさらに下で気を引締めて２０１１年もマイペースで過ごしたいと思っております。
最後に、弊ブログもこの忙しない世の中で暇を持て余すみなさまのおかげで、２０万アクセスを記録し、本当にありがたいと感謝する次第です。皆様にとっても２０１１年が良き年になるようお祈りし、２０１０年、締の書き込みとさせていただきますm(__)m
【おことわり】
毎度、そそっかしい私の事。２０１０年の最後の最後にまたやらかしてしまいました。実は新年のご挨拶の賀状の一部に私の名前が印刷されていない物があったのに、全く気づかず（忘れていたとも言いますが…）投函してしまいました。もしお手元にその様な年賀状がお手元に届きましたら、私のご挨拶とご察しくださいm(__)m
