多客臨の客レが2本も設定あっても、EF58を撮影する人もまだ少なく、当然の様にこの撮影地は私ひとりでした。水上の駅前では散水スプリンクラーで靴がびしょびしょになった事。寒さで当時、市販されだした携帯カイロ(ホカロン)を駅前の薬局で1個だけ100円で購入した事は記憶にあります。 82,01,10 水上 8702レ TRI-X スキャナー : Nikon COOLSCAN ⅣED
30年前の1月は上越線水上でEF58牽引による12系客車の”石打スキー”号を撮影しています。当時は上越新幹線が未開業でしたので冬になれば高崎線を経由して上越線・信越線のスキー臨が花盛りの時期でした。特に上越線は名だたるスキー場が目白押しで週末ともなれば押し寄せるスキーヤーに対応するために新前橋の165系総動員、さらに幕張の165系も日曜日だけ借りてきて臨時急行に充当し、果ては尾久に滞泊している゛白山゛号の489系を早朝に石打まで片道だけ゛新雪゛号として運転し、すぐさま上野まで回送し、ホームで折り返し整備をして所定゛白山゛号に充当すると言う離れ業までして輸送力を確保した程でした。もちろん田町や幕張の183系も借り出して臨時特急として運転した事もありましたが゛とき゛が頻繁に運転されているために臨時の特急を入れるスジの余裕がなく、スキー臨は主に急行が主役でした。そしてその輸送力を補う形で週末だけ12系が急行として走っていました。ピーク日は2本の12系列車が設定され、そのうち1本が12両組成となり水上-石打間はEF16が前補機が連結され運転されていましたが、補機の付く日はなかなか晴れず、運転の情報は持ち合わせているものの、冬型が緩まず撮影を断念した事は一度や二度ではありませんでした。
この日は12系12両ではなく8両で補機の連結はなかったものの、8702レと9702レの2本が運転される上に、冬型が緩んで好天が見込まれるために出撃した次第です。2本設定と言う事は日曜日と言う事で下りは臨時急行でもあったためにガラガラの自由席で上野を出発したものの、帰路はどの列車もスキーの引き上げ客で超満員で自由席は水上駅からの乗車では客室には入れずデッキに立つ可能性が高く、ドアからのすきま風に悩まされるのは必至でした。まだ財布に余裕がある世代ではなかったものの(今が余裕綽々と言う訳ではないですが)致し方なく165系臨時急行のグリーン車で帰った記憶があります。
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DT200A@P905i
残席3
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もーたーまん
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水郡線故郷
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ワム8
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