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琴電では旧型よりもこの京急リバイバル塗装が撮りたかっただけに、思わぬところでその夢が叶って大満足でした。先日、富士急の旧京王5000系撮影会では私と同年代かそれより上の方が熱心に撮影されていましたが、私にとってはこの京急塗装がそれに値するのかと思います。 21,04,03 08:46頃 琴電榎井 Canon EOS1DX MarkⅡ
03日は当初の予定なら予土線で0系もどきの気動車を撮影しているつもりでした。しかし、四国の西半分、それも太平洋側の天気予報が悪くてとても窪川・宇和島方面へ向かう気にはなれませんでした。そこでマチさんの発案で岡山の路面電車でこの日、旧日光軌道の電車が当時の塗装で運転されると言うので(それに加えてチャキントン電車も動く事もあり)岡山へ向かう事にしました。いつものツアーだと往復飛行機と言う制約がありますが今回は往復別々に購入した2枚先得航空券を購入してので帰りはキャンセルすれば鉄道で帰ることもできます。幸いと言っては語弊もありますが新型コロナウィルス禍で直前でも取消してもほとんどキャンセルチャージが掛からない特例が設定されているので航空券は払い戻して岡山で撮影した後は新幹線で帰る計画にしました。
朝は05:00に起床してシャワーを浴びて駅に向かいました。乗車する列車は高知駅06:00発の32D〝南風2号〝です。じつはこの列車は”アンパン号”でホームに上がるとどデカイアンパンの絵が私を迎えてくれました。2700系3両の32Dは定時に高知駅を発車して通常なら60~70キロ程度で走り抜けるカーブを振子を十二分に発揮して90キロ以上のスピードで山々をぬって走ります。
土讃線に乗ったのは40年ぶりで斗賀野の専用線を尋ねた以来です。新改や坪尻駅などのスイッチバックの駅や大歩危・小歩危の車窓を楽しんでいると佃のΩカーブを通ったあたりから急に天気が回復してきました。あと少しで琴平駅というところでマチさんの目が合ってしまいました。どうやら二人とも天気予報の悪い岡山で玉砕するなら今、晴れている琴平駅で途中下車して琴電を撮影した方が得策と考えた様です。
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前夜に把握していましたが32D”南風2号”はアンパンマン列車でした。外装もアンパンマンだらけ、そして車内もアンパンマンたらけでした。肉声放送はさすがに車掌さんでしたが自動放送の一部はアンパンマンの声でした。子供が乗っていたら朝からテンション最高潮となる事でしょうが幸いにもこの列車に乗っていたのは大きなお友達だけで、静かな車内でした。ちなみに乗車直後にこの画像をフェイスブックに投稿したところある方から”ばいきんまんが乗車していると言う事は除菌されていない列車で、昨今の新型コロナウィルス禍では由々しき列車である”となかなかセンスのあるコメントを貰い、思わず笑ってしまいました。 21,04,03 05:53頃 高知駅 マチさん撮影 iphone7カメラ機能で撮影
”降ります?”・・・”降りましょう!”の会話で慌てて荷物をまとめて琴平駅で降りて琴電琴平駅まで歩き、すぐさま一日フリーきっぷを購入して列車に乗りました。
上手くすれば土曜日なので旧型のチャーターがあるかもしれません。それ以外にも赤い塗装の旧京急700系も撮れるかもしれません。琴電に乗って次の榎井駅で駅横の桜が綺麗だったのでまたもや急遽、下車。ここで下り列車を1本撮影してからアテもなく上り列車なら乗ったら途中で赤い700系が交換列車としているのを現認して、慌ててその交換列車に乗って榎井駅へ逆戻り。駅横の桜と琴電琴平駅で折り返してきた旧700系をフル露出で撮影が出来て32Dから気ままに途中下車した甲斐があったと言うものです。もう~あとはオマケモードで、撮れれば撮るといほど気が楽になりました。
10時を過ぎると急速に雲が出ててしまい適当に撮影しながらロケハンをして高松築港駅まで出てから昼食を済ませて高松駅14:10発の〝マリンライナー〝のグリーン車に乗り、初めての瀬戸大橋線を楽しみました。後で考えるとあえて高松から料金不要な快速に乗ったものの〝マリンライナー〝ではグリーン車に乗ったので1,000円と高松―宇田津間の乗車券を出費してしまいましたが、ケチるなら大人しく琴電琴平に戻って琴平から特急に乗った方が安かったと言うオチもついてしまいました。
岡山からは〝のぞみ34号〝に乗車して帰路に着く事にしました。偶然なのですが〝のぞみ34号〝はN700Sで山陽新幹線乗り入れ解禁になってから西区間で初めての乗車になりましたがやはり300キロ運転の際にN700Sの特性が充分生かされていると言った感じでとても快適でした。手前味噌になりますが0系から進化した東海道・山陽新幹線はN700Sでその完成形をとなった気がします。
大阪は新型コロナウィルス感染再拡大に伴う蔓延防止法が適用される寸前でしたが新幹線車内はそれなりの乗車率で岡山―品川間で6~7割程度の乗車率で一番の底の時期から比べるとかなり回復して来た感はありますが、自分もそうですがこうやって人の移動が感染拡大のひとつの要因であると思うと素直に喜べない気もします。
当初では高知空港19:00の飛行機を予約していたものの新幹線で早目に帰ってきたので品川経由で帰っても自宅マンションには19時過ぎに帰宅出来ました。
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高知駅を出発するときはまさか琴平駅で下車するとは思いもしませんでした。ました琴電琴平駅前に自分が立って、これから琴電に乗るなんて、本当に気まぐれだと自分でも笑ってしまいました。この地は初めてですがブラタモリで一度この駅前を放映していたので地理感覚は出来ており、難なく乗換が出来ました。 21,04,03 07:37頃 琴電琴平駅 iphone7カメラ機能で撮影