ターシャ・テューダーは、絵本作家です。
日本では、ガーデニング

のブームとともに、
クローズアップされた部分のほうが大きいですが・・・
NHKで、何度も再放送された

「喜びは創りだすものタ-シャ・テュ-ダ-四季の庭 」
という番組をご覧になったかたもいらっしゃるでしょう。
庭を取り上げた写真集や、
ターシャ自身の生き方そのものを取り上げた写真集も
多く出版されています。
私が初めてターシャー・テューダーを知ったのは、
この一冊の絵本からです。
今から、12年くらい前に、清水の本屋さんで見つけました。
これは、『輝きの季節』という和訳のものですが、
私がそのときに買い求めたのは、
『A TIME to KEEP』という洋書でした。
まず、絵に惹かれました。
なんて、美しい絵を描く人なんだろうと

英語なので、細かい内容はわかりませんでしたが、
子どもを大切に描いていることだけはわかりました。
洋書なので、倍以上の値段に少し躊躇しましたが、
手元において、何度も眺めたいと思ったのを覚えています。
実際、そうなりましたし、あとからターシャの絵本
が少しずつ認知されていくことにも喜びを感じました
その絵本の中で、すごく不思議

だった場面が、
川の上流から、ローソクを立てた何かが、
流れてきて、川下で、だぶんターシャの子どもたちかなあ?が
喜んでいるという場面でした。
(いったい、これは何ぞや???)
とずっと不思議だったのですが、
和訳の本を買ってやっとその意味がわかりました。
やはり、思った通り、バースデーパーティーの演出の一つでした。
「でも、なんといっても最高だったのは、
バースデーケーキ

が川を流れて運ばれてきた瞬間ね」と。
すごーい!ケーキを流したんだ~~~とびっくり!
子どもたちと過ごした一年間を月ごとに描いています。
どんなに、子どもたちに愛情を注いでいたかびっくりしますよ
その当時、まだ、ターシャの本は一冊しか翻訳されていませんでした。
それは『クリススマスのまえのばん』偕成社です。
1980年に日本では出版されましたが、
実はこの本は、2000年12月にターシャが全面的に絵を書き直して、
新版として出版されました。
どちらも、持っていますが、
私は最初の版のほうが好きかな
ターシャの生き方にも興味をもってあわせて本を読むと、
そのすごさがわかります。
長々と書いてしまいましたが、
実はまだ足りないくらいです。
でも、この辺で、またお会いしたときに話しますね

N.N