登呂にある「もちの家」にて、古民家の研究発表をしました。
もちの家は築180年になる、福島県奥会津から移築された古民家です。
あべかわもちで有名ですが、おそばもおいしいです。
参加者10名で、栗おこわ定食をいただきました。
粋な着物姿で参加のS所員。
日頃から環境問題と文化にご興味があり、
着物を着るようになったとお話してくださいました。
とてもお似合いで、慣れていらっしゃるのに驚きました。
和と環境はつながるのですね。
S所員のおかげで、古民家から江戸の暮らしにつながる意味も
深まったように思います。
その後、登呂遺跡内の東屋に移動し、
いよいよ昔の暮らしについて話は広がりました。
N所員が集めてくださった資料や絵本で、
E表現の絵本散歩にもなりました。
また、先日亡くなったモーリス・センダックを偲び、
『かいじゅうたちのいるところ』の読み語り。
風が吹く中で子どもになったように聴き入りました。
あとになってしまいましたが、
芹沢介美術館の「暮らしに溶け込むデザイン」を鑑賞。
小さいころから親しんだデザインを多くてがけていらっしゃったことに感激しました。
盛りだくさんの今回の企画。
また次回へ世界無形遺産シリーズとして続きます。
(M.H)