成明朝,serif;">美術鑑賞:[フィンランドのくらしとデザイン~ムーミンが住む森の生活]
10月8日まで開催
左:フィンランドの森の子どもの家 (多くの家庭では光を求めて森に別荘を) 右:左の森の家の中の様子。ムーミングッズが可愛い
【鑑賞しながら研修会】
世界無形遺産考第7弾 ≪ムーミンと癒しの家具・ストレスレスのイス≫このたび、静岡市立美術館に集合し BY鈴木たか子講師&滝井なみき講師がワークショップを開催しました。
1、展示されている作品の中であなたのベスト3を決定。
第1章 ・第2章 ・第3章で参加者が何度も作品を観ながら決定しました。
2、作家・デザイナーの中でどの人物が好きですか? それぞれの興味関心に寄ってあがった名前が違い面白かったです。
3、森の家の中の物やしつらえで子供が一番喜ぶものは何でしょうか?
4、あなたにとっての癒しの家具を教えてください。 自宅の家具をそれぞれ挙げながらまた、説明が面白かったです。
5、ムーミンの登場人物の中でお気に入りは誰ですか?
それぞれお気に入りが違いました。
6、ビックリECO発見(展示物を見て発見してみてください。)
今の日本よりずっと進んでいることもありました。 3.11以来E表現で少しずつ進めている 「Eのエコ311」にも繋がりました。
7、★注目は【E表現研究所所員の「E―ミン」のラフデザイン作成】 ムーミン原画を観てどっしりとした深さを感じました。
【第1章】フィンランド・デザインの黎明~森に育まれたナショナリズムと近代~
①国民的画家アクセリ・ガレン=カレラ②民族叙事詩『カレワラ』を主題とした絵画③ペッカ・ハロネン、エーロ・ヤルネフェルトらの作品④スオミ(=フィンランド)の四季の風景や自然とともにある人々のくらしを紹介。
◆ トーヴェ・ヤンソンの『ムーミン』原画など14点と、日本初公開の油彩画2点を展示【第2章】フィンランド・デザインの黄金時代~森を糧とする豊かな生活とグッド・デザイン①アルヴァ・ アアルトの家具、マリメッコ社のテキスタイルを多数展覧。★国民的建築家・デザイナーアルヴァ・アアルトは、建築、都市計画、家具、ガラス器など多岐にわたるデザインを手がけ、フィンランドのモダン・デザインを世界レベルに押し上げた、20世紀を代表する建築家・デザイナーです。
本章では、アアルトの椅子と照明器具を特に取り上げ、オリジナルと現行製品ともに成形技術開発に力を注いだ「グッド・デザイン」
★カイ・フランクの陶器とガラス器が実用性と美しさで、日々の食卓にもたらした「豊かさ」検証。現在もイッタラの人気定番製品である「ティーマ」や「カルティオ」などを生み出した
【第3章】フィンランド・デザインの《今》が示すこと~森とともにある都市~
① アアルト大学による太陽光発電エコ住宅《Luukku House》プロジェクト
②HKL(ヘルシンキ市交通局)とHSL(ヘルシンキ広域交通)のヴィジュアル・デザイン③イテラ社(フィンランド郵政)のコミニュケーション・デザインの取り組み、④アルテックの2nd Cycleプロジェクト・「グッド・デザイン」が「持続可能な社会」の実現
につながっていくという、フィンランドのデザイン理念と国際社会に向けた提案
◆ エコ、ユニヴァーサル、リサイクルなど、フィンランドの最新の取り組みを紹介
◆ フィンランドのライフスタイルを再現した「森の家」を美術館敷地内に設置
⑤トーヴェ・ヤンソンの『ムーミン』原画など14点の展示からくらしとデザインのキーワード⑥エリエル・サーリネンの建築やインテリア、ガレン=カレラらがデザインした家具を、⑦作曲家ジャン・シベリウス、小説家アレクシス・キヴィらの生活ともに紹介 モダン・デザインにつながっていく作家たちの創造性やライフスタイルを展観します。
見応えのあった美術展でした。E表現の皆様の観賞力や感想も相当なものでした。 ( 報告TTT )