自転車で買い物帰り、巴川放水路沿いを通ると、
風が吹き、たくさんの花吹雪が舞い踊りました。
小さな薄いピンク色の花びらが舞う風の中で、立ち止まって、感動を味わいました。
数分前に、クリーニング屋のおばちゃんが、
「桜は散り際もきれいね」と、話していたのを思い出しました。
今年の春の訪れは早かったようですが、早いなりにも、桜は十分に楽しめますね。
車生活をお休みしている私は、思いがけず、つかの間の満開の桜を堪能しています。
桜の木の下には、大好きな「ゆきやなぎ」が、白い花を咲かせていました。
橋を渡ると、水面を流れる花びらが見えました。
桜並木は、内側に向かって、桜のトンネルを作っています。
この通りは、桜の木が季節を表現しているようです。
花びらを広げた桜は、やがて葉桜となり、次第に新緑に変化していきます。
葉っぱがたくさん生い茂ったときの、チラチラと光るこもれびが大好きです。
(M.H)
12年の付き合いの愛車を手放すことになりました。
ピンク色のヴィッツはどこに行くにも一緒でした。
娘が幼稚園に通いだしたころ取得した運転免許。
思えば、そのとき下の娘を託児所に預けたことと、行動範囲が広がったことが、
自分で一歩を踏み出すきっかけになり、今の活動につながっているのです。
この車は2台目ですが、ヴィッツは本当に自分に合っていたと思います。
エコカーでもありました。
パーツが細かく分かれていて、傷がついても、部分的に直せるとか、
コンパクトカーで燃費も良く、そのころ流行った車でした。
かわいい色が出始めたのもそのころだったでしょうか。
いつだったか、車をぶつけて、
外側の傷は大したことなかったのに、
車の中心である軸が折れてしまい、途方に暮れたことがありました。
そんなとき、偶然にも、
外側が壊れ、軸が無事だという車が処分のために入ってきたそうです。
私のヴィッツは、その車軸の上に乗っかり、
新しく生まれ変わりました。
究極のエコカーです。
小さな事故や、車上狙いにあってガラスを割られたこともあります。
電気系統の故障にも関わらず、ぎりぎり家まで運んでくれたこともありました。
本当に私のことを守ってくれた存在です。
涙も笑い声も知っています。
子どもたちも大きくなり、運転免許を取得したので、
これからもお世話になる予定でしたが・・・・・。
こまめに点検に出していたおかげで、
エンジンの故障が早めにわかり、
危険なので、廃車にすることになりました。
寂しいけれど・・・・・。
新しい車がやってくるまで日にちがかかるので、
今は自転車やバスを使って、健康生活です。
これまで気づかなかったものが見えてきそうです。
(M.H)