【チョコレートさん座談会】
デパートで人気のチョコたちが数名集まり座談会をしています。
「最近、デパート賑やかですわね。静かにお昼寝もできゃしませんこと」
「お客さまにおばさまや女性の方が多いと思ったらおばあちゃまも多いですね。」
「でもやっぱり思春期やお年頃のお嬢様方に買われて包装紙のままでもいいから、お若い胸元でだきしめてほしいですわ。」
「きっと、シャンプーの素敵な香りが私に広がるでしょうね。キュン、ステキ~~」
「そうそう、そして2月14日には素適な殿方の大きなたくましい手でギューと握り締められて・・・」
「そうそのまま、チョコの私はとろけそうになってみたいものですわ。幸せを感じながら・・・。皆様そうお思いになりませんこと。おほっほ」
「あーら、ご存じかしら? 無理―無理―よ」
「あらーどうして、無理なの~」
「わたくしなんか、天下のゴデバ家のチョコさまよ。あーたさまは、天下のベルギー生まれざんしょ!」
「最近はねー。バレンタインのチョコを買っても、ええええっと、ご存じかしら?」
「なあに」
「うんーん。最近はお一人様5000円以上も買いこまれるそうですわよ。」
「でもね。残念なことに、14日にチョコを差し上げたい方はたくさんいても、どうして渡せばいいのかわからない若者だらけだそうですわよ。」
「そこでね、『バレンタインチョコの渡し方』という教えるサイトがあって、マンガでお知らせする検索がヒットしているんですって」
「えええええっ!渡すこともできないの?」
「ええ。ショック! 」
「私は男性に抱きしめられながら。ついでにお口にぽ~んと私を舌ベラでからめて頂きたいわ。」
「そうそう、私はそのうえ、お・い・し・い~~~~って唸ってほしいの。だれだって、それが夢よ」
「私だってそれを願っていますのよ。殿方のお口が臭くったって私我慢できるのよ。ペパーミント味で防御済みですから、口臭なんて、平気よ」
「残念ね。あなたは口臭も味わえないわよ。だってね~。女の子は男性にあげずじまいで、自分で5000円分も、歯で悔しいからボキボキ噛みちぎられるだけよ」
「悲しい最期ね」
「悔しいから、その子の女の子の体の中で居座ってやりましょ~~~」
「みなさま、ダイエットの邪魔さえしましょうね」
「チョコの逆襲ね。」
せめてお上品に、エイエイオー」
(^◇^)
ニュースを観て、驚きました。
若者は「チョコレートの渡し方」
と、いうサイトに頼っているのですね。
最近の若者たちは、なんでもマニュアル化しています。バレンタインチョコレートを渡すこともできず。
自分の意志を表現することもままなりません。
だから、今後教科書が改訂され指導方法が、変わるのですね。
アクティブラーニングです。
小さいときから絵本を読んでそこから行動してほしいです。
思春期の子にマニュアルに頼らないで、ちょっとは、分かりやすいように、また、ストレートだと意地悪おばさんになってしまうので、チョコレートを擬人化した性教育的な小話をつくりました。軽かったかしら。
♪♪渡し力 チョコト自分を 幸せに ♪♪
♪みんな光ってみんなE♪
滝井なみき