【でんでんむしむしかたつむりの悲しみ】
歩道にカタツムリが、いました。
私はとっさに避け、踏みつけそうになったお詫びに我が家にお客さまとして、お招きしました。
キャベツを美味しそうにたべる様子を見た孫が歓声をあげ、
♪ つゅのだせぇ やりだせぇ、あたまだしぇ♪ とうたいました。
「ばあば、つゅのに、ちゅうちていい?」
ママは、
「だーめだーよ。
カタツムリは、特にばい菌が一杯らしいよ」
っと、制止しました。
最近、ママが中学生の、読み聞かせボランティアで、
『でんでんむしのかなしみ』新美南吉作 かみやしん絵 大日本図書刊をある中学校で、朝読したら真剣に聴き入ってくれたと言っていました。
この本は、皇后美智子さまが、幼少期に読んでもらい、その後、人生で何度も、よみがえってきたと、お話しされた詩です。
私が伺ったのは、スイスの子どもの本世界大会の会場でした。
出席後、私なりに、考え考え
「殻にいっぱいになる程の悲しみ」が詰まっているという意味が、少しずつ分かってきました。
絵本のお好きな皇后さまから、会場で選書の大事さや、絵本の力を教わりました。私は参加できて幸せでした。
でんでんむしさん、ありがとう!
♪悲しみよ いっぱいおいで 乗り越えり♪
♪みんな光ってみんなE♪
ナキ 滝井なみき
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