E表現研究所の「Eから始まる」

E表現研究所所員の、E生活やE活動を自由に語り合うサロンです。

でんでんむしむしかたつむりの悲しみ

2017-11-16 13:38:26 | 絵本

でんでんむしむしかたつむりの悲しみ】

歩道にカタツムリが、いました。

                

私はとっさに避け、踏みつけそうになったお詫びに我が家にお客さまとして、お招きしました。

キャベツを美味しそうにたべる様子を見た孫が歓声をあげ、

♪ つゅのだせぇ やりだせぇ、あたまだしぇ♪ とうたいました。

「ばあば、つゅのに、ちゅうちていい?」

ママは、

「だーめだーよ。

カタツムリは、特にばい菌が一杯らしいよ」

っと、制止しました。

          

              

最近、ママが中学生の、読み聞かせボランティアで、

『でんでんむしのかなしみ』新美南吉作 かみやしん絵 大日本図書刊をある中学校で、朝読したら真剣に聴き入ってくれたと言っていました。

この本は、皇后美智子さまが、幼少期に読んでもらい、その後、人生で何度も、よみがえってきたと、お話しされた詩です。

私が伺ったのは、スイスの子どもの本世界大会の会場でした。

出席後、私なりに、考え考え

「殻にいっぱいになる程の悲しみ」が詰まっているという意味が、少しずつ分かってきました。

絵本のお好きな皇后さまから、会場で選書の大事さや、絵本の力を教わりました。私は参加できて幸せでした。

でんでんむしさん、ありがとう!

 

♪悲しみよ いっぱいおいで 乗り越えり♪

♪みんな光ってみんなE♪

     ナキ  滝井なみき


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