赤ちゃんを抱っこしました。一か月の男の子R君。
かわいーい。体に感動の電気が走り、涙が出そうでした。
ご実家の88歳の大おばあちゃんや若いジージやバーバのサポートも見事なものでした。
そのおかげでまだまだ新米ママのはずが、きりっと輝いた自信を持って赤ちゃんに愛情を注いでおられました。美しくしさが眩しかったです。
こういう、幸せなご家庭がめっきり減ったと思います。
この幸せな感覚を世界中の方々に感じていただきたいです。そういう中でこそこの赤ちゃんに人間に対する信頼感が備わります。
一生の宝ものです。
最近、ジージやバーバだけの快楽を追い求め、若いママたちより孫より自分という可笑しな大人が増えています。バーバやジージが主人公になっていませんか? 私も反省します。
また、赤ちゃんを持つ喜びを伝えようとすると、よくブレーキを掛けられます。この雰囲気が日本の少子化を増長しているのではと思うときがあります。
TVで少子化を解消する討論会で政治家の方やコメンテーターが、はっきりと、「赤ちゃんを持ちたくても持てない方がいるのでそういう方に配慮がいるから、大きな声では言えませんが皆さん産んでほしい」的なことをよくおっしゃいます。
持ちたくても持てないなら、その方々は運命なのだから、違う幸せを追求しているはずで、余計なおせっかいだと思います。
その癖、健康番組では今病気の人がいて、健康を保ちたくても保てない人がいるから病気の方にも配慮しなくてはいけませんがとは・・・言わないでしょう。女性のことがテーマの時に男性に悪いと配慮は無用でしょう。お若い方対象の時に高齢者に別に配慮しないでしょう。年取っている辛さを毎回知らされるとストレスになるでしょうね。
同じで、お子さんがいない方々には心の中でわかってあげているから特別な声に出しての配慮はいらないと思います。また、聴いた人は産まない方がいいのかも・・・。遊べないし・・・。あれもできないし・・・。と、どんどん結婚もしません。気づいたら老後寸前です。
他でばっちり生きがいなど楽しんでいるのだから。また、老後は回り回ってよそのお子様に世話になるんですから・・・無用な配慮と思います。
そういう中途半端なことを言っているから、ちっとも産もうとしないのではと私は最近の風潮を危惧しています。
先日もある保育園での研修会に招かれた時、保育士さんたちの努力で保護者におこなったアンケートを分析し今後の園の方針を立てていく作業を行いました。
「子育てで幸せを感じる母親が100%」という結果が出ました。
子どもの笑顔を見るとどんな苦労をしていても幸せに感じるということです。そのためには母親が笑顔にならなければ・・・。それを推進していかなくてはと思います。
お子さんを産んでくれただけで褒めて自信を付けてあげたいです。周りのそういうサポートがあって、この選択でよかったと思って次の子も産んでくれます。そういうときのお顔は輝いています。この輝きを一点の曇りもなく認めてあげましょう。産めない人に配慮は無用です。そういう無駄な配慮が、逆に少子化を推進しているように思います。
こういう風潮だから、年配者には考えられないような、眉をひそめるような若い親が出現しています。母親になっての不満足を感じています。遊びたいし男性社会と対等に夜の居酒屋に飲みに行きたいし・・・。
・・・と欲望は際限ないです。
インドでは一番大切なのが家族でした。どんなに貧しいご家庭でも笑顔が溢れているようでした。愛があふれているようでした。
日本中が変です。
R君を囲む理想的なご家庭に感動しました。
生まれて一か月で「高得点の幸せ度」が決まってくるようでした。
TTT