雑記帳

雑記帳 野菜栽培のこととか (2014~)

京野菜検定対策 11 「小ネタ」

2014年02月14日 | 京野菜検定


検定の日も迫ってきました。

今日は都会でも朝から雪が積もり始めて交通機関とか大変だろうと思いますが、
「北の畑」のトンネル栽培は、「雪対策」はしていませんから、
悲惨な状況だと予想できます。(冬野菜はウマくなりそうでうれしいですが)
それでも今日は畑に行けませんので「アハハッ」と笑って過ごすしかないです。

明日は、天候が悪い中、ホダ木にシイタケの種菌を打ち込みに行きます。

検定まで日がありませんので、今日は「小ネタ集」でいきます。

京野菜の漬物
京の三大漬物
スグキ------------------「すぐき菜」、乳酸菌発酵、天秤漬け。
千枚漬け---------------「聖護院かぶ」、乳酸菌発酵、壬生菜を添える。
柴漬け------------------「賀茂茄子」、乳酸菌発酵、赤紫蘇。

【追記H27.01/30】「千枚漬け」は乳酸発酵ではないそうです。昆布と調味料で味をつけるそうです。

粕漬け
「京山科なす」、「桂うり」(奈良漬け)

糠漬け、沢庵
「茎大根(中堂寺大根)」
「桃山大根(ねずみ大根)」


生育に水を多く必要とする作物
「じゅんさい」
水の綺麗な水温変化の少ない古い沼、
深泥池(天然記念物採取禁止)。
「京せり」
川水より湧水を利用、水田で栽培。
「京みょうが(ミョウガタケ)」
冬に暖かい湧水をカマ(排水溝のようなワク)通す。
上にコモをかけ保温。


生育に比較的多く水を必要とする作物
「えびいも」
水田の横で育てたりするとよく育つみたいです。
梅雨時期が終わって土が乾燥すると育ちが悪いです。
土の乾燥時期は畝の間に水を通して潅水します。
「賀茂茄子」
肥料食いで水もけっこういります。


促成栽培
ナス類、きゅうりなど夏の野菜は苗の時期が低温なので温熱を利用し苗の促成栽培をする。
京都は促成栽培のけっこう歴史が古い(室町時代)。
促成栽培で早出しが出来る品種が出現したのが「捥ぎ茄子」。

出回り時期(ブランド産品のです)
周年のもの
「京みず菜」、「京壬生菜」、「九条ねぎ」----(基本的には冬が旬)。
「丹波大納言小豆」、「黒大豆新丹波黒」----(タネだから保存がきく)。
春もの
「京たけのこ」3月上旬から5月初旬。
「京こかぶ」(周年に近いが夏は無理、秋から冬、春まで)。
冬もの
「聖護院大根」、「聖護院かぶ」(だいたい8月中旬から9月初旬くらいに種を蒔くので収穫は冬)。
「花菜」は葉物ではなく(葉物で言うと”塔立ち”)花の蕾なので12月中旬から。
「えびいも」、「やまのいも」(なるべく芽出しをしておいて遅霜のない時期
に植えて収穫は霜の降りる前ころ)。
秋もの
「紫ずきん」、「丹波くり」。
夏もの
「夏ずきん」、「鹿ヶ谷かぼちゃ」。
夏秋もの
「賀茂茄子」、「伏見唐辛子」、「万願寺とうがらし」、「京山科なす」(10月いっぱいまで)


もっとたくさんありますが、今回はこれくらいにしておきます。
おおざっぱで申し訳ないです。


間違ったことを書いているかもしれません。許してください。

受験される方はインフルエンザ(←リンク)などかかりませんように。





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