「やまのいも」
公式テキスト『京のブランド産品ガイドブック』より
⚫︎形の丸いヤマトイモの一種で、一般に「丹波つくねいも」とも呼ばれていて「アオヤマ系」が用いられる。
⚫︎江戸末期から明治初期頃に兵庫県丹波地方から導入されたといわれている。
⚫︎宮津市での特徴ある栽培方法として、ヤマノイモとショウガの混植が見られる。
⚫︎ヤマノイモの増殖は、親芋(種芋)を4~5つにミカン切りに分割して、それぞれの切り片から出る不定芽を発生させて栄養繁殖によって増やす。
参考写真ミカン切り
これを種イモにします。
※「えびいも」なども芋をタネにして増やしますから、栄養繁殖ですね。
ちなみに京野菜と関係ありませんが「イチゴ」なんかも栄養繁殖ですね。
「たけのこ」、「セリ」、「ウド」、「ミョウガ」、「じゅんさい」、「くわい」は栄養繁殖。
反対に、というのだと思います。
ダイコン、ミズナ、壬生菜、かぶら等の葉物野菜、ナス、トウガラシ、かぼちゃは生殖繁殖ですね。
⚫︎すりおろしてトロロ汁として食べるのが一般的。
⚫︎高級和菓子の皮にはなくてはならないもの。