「堀川ごぼう」
公式テキスト『京のブランド産品ガイドブック』より
⚫︎取り壊された聚楽第の堀にたまった塵芥の中から巨大に育ったゴボウが始まり。
⚫︎「堀川ごぼう」は品種名ではなく特殊な栽培方法にによるもので、一般的には「滝野川」系の品種。
※「独特な栽培方法」に対して「京の伝統野菜」ということであって、品種はごく普通のゴボウの品種ということで良いのだと思います。
⚫︎秋に播種して育てたものを苗として翌年の梅雨時期に浅く斜めに植え付け、11月上旬から12月下旬にかけて収穫する。
⚫︎直径8cm、長さ80cmにも達っし、内部に空洞が特徴である。
⚫︎先端のタコ足状に伸びた根も料理に使う。
⚫︎類似のものに千葉県の「大浦ごぼう」がありますが、「大浦ごぼう」は先端に行くほど細くなっているのに対し、「堀川ごぼう」は株元から先端まで同じ太さである。
※去年のテキストまでずっと「神奈川県~」になっていましたのが、今年は「千葉県の~」とやっと訂正がはいりました。
公式テキスト『京の伝統野菜と旬野菜』より
⚫︎他の地区で作ったゴボウを買ってきて、苗として植えるのが普通の方法。
⚫︎品種は「滝野川ゴボウ」の赤軸の系統がよいとされている。
ゴボウの葉の写真問題はまだ、出ていないので一応見ておいたほうが良いと思います。
なんか、キュウリの葉の形に似ていますね。
キュウリの葉と並べて「堀川ごぼう」の葉はどれでしょうか?
なんて問題が出るかもしれません。
いちおうゴボウはキク科の植物だそうです。
菊の葉からは同じ科とは想像つきませんね。
【追記H27.1.25】
⚫︎「ごぼう」は「キク科」の作物。