雨の日も風の日も毎日川面にむかって じっと釣り糸をたらしている人がいました。遠くかすかにしか見えないので実体は、はっきりわかりません。
社内では だんだん気味が悪いとか気持ちが悪いとか その話しでもちきりです。風の強い時などは ズボンらしきものがはためきます。
「あそこに見えるのは何に見えますか?」
「人のようにも見えるけれど 木のかたまりかな?」
「えーーっ!人に見えませんか?」
しかたがないのでメガネをかけて見たのだけれど 考えてみれば ただのメガネで望遠鏡でもなんでもないので 細部がわかるわけではありません。いつもながらの間抜けぶり。
誰かが近くまで見にいけばいいのだけれど なかなか腰が重いようで・・。毎日 憶測の話だけが続きました。
「しようがないなぁ~」
どれどれと行ってきました。
「なぁんだ 案山子だ」
ふきだしてしまいました。
ふ は は は は
青いキャップに茶のジャンバー 足がないからグレーのズボンがひらひらと しっかり釣竿を持って いましたよ。
久しぶりに川の中に手を入れて なんだかうれしくてもっと笑いたくなりました。
社内では だんだん気味が悪いとか気持ちが悪いとか その話しでもちきりです。風の強い時などは ズボンらしきものがはためきます。
「あそこに見えるのは何に見えますか?」
「人のようにも見えるけれど 木のかたまりかな?」
「えーーっ!人に見えませんか?」
しかたがないのでメガネをかけて見たのだけれど 考えてみれば ただのメガネで望遠鏡でもなんでもないので 細部がわかるわけではありません。いつもながらの間抜けぶり。
誰かが近くまで見にいけばいいのだけれど なかなか腰が重いようで・・。毎日 憶測の話だけが続きました。
「しようがないなぁ~」
どれどれと行ってきました。
「なぁんだ 案山子だ」
ふきだしてしまいました。
ふ は は は は
青いキャップに茶のジャンバー 足がないからグレーのズボンがひらひらと しっかり釣竿を持って いましたよ。
久しぶりに川の中に手を入れて なんだかうれしくてもっと笑いたくなりました。