緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

横断的な緩和ケア導入の別の目的(3)

2007年11月30日 | つれづれ
比較的短期間で疼痛緩和の方法を学び取ってくれた診療科もありましたので外堀から埋めていきました。 昨日の難渋した診療科でレスキュードーズを一から説明しなくても処方がでるようになるまでに2年かかりました。鎮痛補助薬が多職種を含めて共通概念になるまで3年かかりました。 この大学は講座、診療科は独立採算制・センター制をとっていました。それぞれの科が一つの病院のように完結しておりその集合体のような大学病 . . . 本文を読む
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