緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

死ぬとわかっていても、やらなくてはいけないことがあるのです

2011年06月17日 | 医療
6月6日医学部一年生の医学序論「緩和医療」の講義に患者さんに30分ほどの講義をお願いしました。講義というより、語っていただいたといったほうが適切かもしれません。薬剤師さんでもありますから、医療者の視点、患者の視点からお話くださいました。沢山の宝物のような言葉でした。その中で、凛として話された言葉が冒頭の言葉でした。「死ぬとわかっていても、生きている限りやらなくてはいけないことがあるのです」「がんと . . . 本文を読む
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