緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

恩師(5)支えあうための病状の共有

2012年10月30日 | 医療
突然の死を迎えることは残されたものに何も準備をする猶予を与えてくれません。知ったときからその人探しが始まります。でも、そのときは残念ながら、もう、その人はいないのです。尋ねてみたかった事も答えをもらう事はできません。 ですから、がんのようにソフトランディングができる疾患だからこそ生きていらっしゃる間にできるご家族のための時間を持って頂きたいといつも思うのです。それには医師は起こりえることをしっか . . . 本文を読む
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