緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

ルシア・ラカッラ

2006年07月23日 | つれづれ

昨日は、長男とバレエを観に行った。高校生の男の子など、どこを見渡してもいないのだが、長男は気にも留めず、楽しんでいた。

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昨日の、バレエはノートルダム・ド・パリ。 エスメラルダ役のルシア・ラカッラは、強靭で柔軟な、しなる鋼のような体の持ち主だった。 小さな頭、高い甲。 これだけでも美しいバレリーナの条件を兼ね備えており、加えて、踊れば一度も揺らぐことの無い軸の強さ、その表現力。 私が知るマヤ・プリセツカヤ、カルラ・フラッチなどの一世代前のバレエとは違うバレリーナだった。

http://www.youtube.com/watch?v=BGGnmCObCYQ&search=lucia

バレエは、最後がハッピーエンドになることが多く、観ていて楽しい。それに対して、オペラは最後誰か死んでしまうものが多い。ノートルダムドパリは、4人の主要人物のうち3人が死ぬ。ビクトル・ユーゴーの原作すら読んでいない私は、時代はずれの不条理な死刑や愛憎ですぐに人を刺してしまうストーリーを消化しきれなかったのだが、すべてラカッラの並外れた美しさで、ストーリーは許しちゃうことができたあたり、これがアートなんだと思った。 切れた靭帯を疎ましく感じながら、大量のチラシの中に入っていた大人のバレエ教室のお知らせをジッと見つめていた私でした。
「お母さん、始めるの?」と息子。
「いやぁ~、病院から離れているからね・・」

昨日のアクセスは、いつもと違って、検索語が、「地球幸福度指標」関連が多く、きっと医療関係者以外の方も訪れて下さったのではないかと思っています。

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