ただ、化学療法で口の中がただれた時は
逆にしみるのでパイン、キーウィは禁!
蛋白分解酵素が傷を治そうとしているところを溶かしてしまうから。
その場合は、消炎剤(アズノールなど)と
キシロカインを入れたアイスボールを作っておいて
口に入れてもらったり
モルヒネの持続静脈投与を使用します。
もちろん、口の中が落ち着けば中止できます!
参考までに、化学療法中の口内炎のための
うがい液、アイスボールの作り方の一例です。
アズノール10g
グリセリン60ml
4%キシロカイン10ml
水適量加えて全部で500mlに。
グリセリンは除いたり
口の状態で量は調節します。
1~2日で冷蔵庫保存で使い切るなら
500mlのペットボトルを利用してもらうこともありますが
ジュースなどが残ってしまっていることもあるので
長期保存にはむきません。
製氷皿にいれて、一口キューブに冷凍しアイスボールとします。
炎症が強いときには、氷のままで含んでもらったりします。
病状や予後は、肺炎に左右されることが少なくありません。
また、体力が無くなったり、白血球が少ないとき
肺炎の予防は大変重要です。
そうしたとき、ちょっと口をゆすぐ習慣をつけているだけで
本当に違ってくるものです。
がんとは関係なく、口内炎を起こしやすい方もいらっしゃると思います。
普通の口内炎も傷があれば、パイン類は控えてくださいね。
さました紅茶がおすすめです。
インフルエンザ対策にも、紅茶はおすすめです。
立て板に水って言うのでしょうか、先生のお話が機関銃のように耳に入ってまいりました。調剤する立場の人間として患者さんに対しての心構えのような部分が変わりました。安心して使って欲しいと思いました。そんな立場からこれからは見て行こうと思いました。ありがとうございました。
とうとうとお話しする先生がかっこよかったです。
5年ほど前、大学病院にいたとき、がん性疼痛の話をしました。高名な高齢の教授が(こういう方は殆ど麻薬は怖いものって思っていました)、「なんだか出来そうな気がしてきました」っておっしゃったの。ああ・・こういう話の組み立てにするとわかりやすいんだなあって教えていただきました。それを基本にして、ちょっとずつ変えています。
うちの病院では蜂蜜アイスボールも口腔ケアに使ってますよん。
製氷皿ですが
「まんまる氷」でYAHOOショッピングなどで検索すればHITするようです。
大と小があり大は5センチ小は2.5センチの丸い氷が作れるようです。
でもハートの形を作れるハートアイスメーカー
http://item.rakuten.co.jp/seiei/116072/
のほうが気になります
ちっとも使っていないのですが。