インフルエンザA型（H1 pdm09）が増加中

インフルエンザが
急速に増えています

今は、大半はインフルエンザA

 

東京都インフルエンザ情報

定期的に都から病院に送られ
病院から院内職員全員にメール配信される情報です。

ピンクの去年は
一年中患者さんが発生していました。

緑が2019年コロナ前
赤が今年
今年は季節性の急速な増え方です。

この
東京都インフルエンザ情報

には、以下のような情報が記載されています。

【 東 京 都 】

第36週～第48週（12月1日）まで

100検体中、インフル陽性58

AH1 pdm09：53件

AH3亜型　 ：3件

B型 　　 　：2件

【 全 国 】

AH1 pdm09：35 都道府県

AH3亜型     ：12 都県

B型              :  7 都府県　

つまり・・
東京都も全国も　A型が流行っていて、
A型の中でも
H1pdm09という型が主流

ただ、
A型のH3や
B型も散見され始めていることが示されています。

毎年、翌年の
インフルエンザの型を予測し

ワクチンを精製します。

今年のワクチンは
どのような株を用いているのか

調べてみました。

 

ワクチンは、AとBの4価
A型：H1N1pdm09株

　　   H3N2株
B型：ビクトリア系統株

          山形系統株

厚労省

これらの株を選択した根拠が
丁寧に記載されています。

国立感染症研究所
令和6（2024）年度インフルエンザワクチン用製造株とその推奨理由

多角的な検討がされたことがわかります。
何よりも、今流行し始めた株を含んでいることがわかります。

 

65歳以上は公費補助があります。

医療者も例年通り接種しています。

受験生の方、高齢者の方、
2月に入ると
コロナ前の傾向では
B型が増え始めます。

どうか、お気を付けて・・・

せっかく、コロナが
落ち着いてきたのですから
この冬を元気に乗り切っていきましょう。

PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像