緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

遠近両用コンタクトの威力

2010年08月22日 | つれづれ
今週、岐阜で国際学会があります。
アジア臨床腫瘍学会なのですが、そのワークショップの準備をしています。

英語で討論できるだろうか・・

自信はないのですが、
関係者の方々にご迷惑をかけないように
と思うばかりです。





そんな中、絶対対処すべきと思ったこと。
コンタクトを遠近両用・・つまるところ、老眼対応のコンタクトに変えることでした。

今まで使っていた近視用のコンタクトは
遠くはよく見えるのですが
手元がぼやけて、
小さな字はもとより、
大きくても遠ざけないと焦点が合わなくなってしまっていました。

このところ、めっきり物を読まなくなってきて
怠け癖かしらと思いながら、色々考えてみたら
原因は、こんなところにありました。

で、遠近両用に変えてみました。

レンズの中央が近視用、エッジ側が遠視用になっていますが、
これが、場所ではっきりと分かれているわけではなく
断面上、2層になっているようなのです。

例えば、網戸越しに遠くのものを見ようとすると
網戸はほとんど見えないで、透けたその先のものに焦点はあいます。

で、次に、手前の網戸を見ようとすると
今度は、網戸の格子状の線や汚れなどが見えてきます。

この原理を応用して
断面加工をしていると説明を受けました。
なので、遠近があまり違和感なく焦点が集まるように
調整されているのだそうです。



お陰で、楽に遠くも、近くも見えるようになりました。

へえ~

こんなに良くできているのなら
もっと、早く変えればよかった・・



ハードが主流で、
一枚がやや高いのですが
生活の質を考えると貴重です。

これで、手元の原稿はちゃんと見えるようになりました。
読み進められなかった論文も大丈夫になりました。

目のことは解決です。

・・・・記憶力や英語力の遠近両用コンタクトがあればいいのに・・・・

課題だけが残されました・・・

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
即、買います!! (若紫)
2010-08-22 22:50:02
私も老眼でとても困っています。
内視鏡のモニターを観ることが一番大事だから、と、コンタクトをいつも強めに(遠くがしっかり見えるように)作っていました。
でもそうすると近くが見えないので、白衣のポケットにいつも老眼鏡を入れているのですが、処置の時とか、不便なことこの上なかったんです。

遠近両用コンタクトの使い心地はいいんですね!
ずっと迷っていましたが、買うことに決めました!!
ありがとうございました。
眼以外の老化も簡単に対処できたらいいんですけどね~・・・。
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おお・・・ (aruga)
2010-08-23 00:04:28
若紫さんって、同年代だったのですね!
何だか、ホッとしました。

ハードは徐々に進化してきているようです。
ソフトは2週間タイプが主流ということで、私は酸素透過性のハードにしました。
ただ、やはり、遠くと近くをみるのに、慣れが必要なようです。
即座には切り替えられなくて、瞬きをしたりするなどして、瞳も必死という感じです。

若紫さんのコンタクトのその後を是非、ご教示ください!!
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Unknown (missy)
2010-08-23 11:29:12
コンタクトがあるのですか?!おー使ってみたい。しかし私の場合近視が片目だけ悪くてコンタクトは薦められないと言われたのでどうでしょう。
視力矯正手術も遠近同時に出来ると言われて行って見たことがあります。でもコンピューターや読み物を一日2時間以上するなら、老眼鏡の着用を勧めると言われて、それなら高いお金をかけて手術する意味が無いではないか、と断念。

遠近両用メガネ愛用中です。付け始めは階段がゆがんで見えたり、慣れるまで時間がかかったけれど、今はこれなしでは生きていけません。

生活の質、、、納得のお言葉でした。学会がんばってくださいね。
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中々難しいものですね (aruga)
2010-08-28 21:55:43
どこかで折り合いをつけながら、やり繰りしていくしかないのだなあと思うことも増えてきました。
ぴったりくるものをすぐに探し出せるものではないものだという思いに到達できれば、時間をかけて色々試してみてもよいのかもしれませんね。
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