緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

この週末。ニュウマン7階のクリニック内覧会と読売新聞

2016年03月27日 | つれづれ

1週間前に開花宣言をした東京ですが、
その後、気温が上がらず、
今日も5分咲き位かなあという木が多いように思います。

昨日は、新宿南口に
今までバラバラだったバスターミナルができ、
そこにミライナタワーができました。

新しくオープンしたNEWoMan(ニュウマン) の
7階に、なんと、
所属大学の附属クリニックが入ることになり、
その内覧会と祝賀会がありました。

祝賀会の会場からは、
新宿御苑や神宮が一望できたのですが、
桜色には染まっておらず、
桜が満開になるのは、まだまだという感じでした。

ニュウマンは大人女子をターゲットにしているようで、
今まで、学会や講演の服を買おうと思っても、
中々ぴったりくるものがなく、
苦労していたのですが、今度から、
ここを覘いてみようと思っています。




過ぎてしまいましたが、
3月26日(土)の読売新聞の朝刊に
2月11日に開催された市民公開講座の
様子が掲載されています。

この時、講演直前のフロアの様子をみて、
依存の時のドーパミンの動きについて、
新しい例え方がふっと思い浮かび、
それが、聴衆の方々の
とてもよい反応だったことを思い出します。

医 療用麻薬は脳にホースで水をまくような作用をします。痛みがない状態では水浸しになりますが、持続的な痛みを感じていると脳は日照りのような状態になって いて、水をまくことでうるおいを与え、過剰にはなりません。つまり中毒、薬物依存にはならないのです。この日照りの状態はやる気が出ない、イライラするな どの脳の異常事態を招くくことがあり、普段通りの生活のために、痛みは我慢せず、速やかに取り除きましょう。
(2016年3月26日読売新聞朝刊 平成27年厚生労働省委託事業 緩和ケア普及啓発活動 がんの痛み・つらさの解決方法はあります。~もっと身近に緩和ケア~ 「痛みの解決方法」有賀悦子より抜粋)

水はドーパミンで、
脳の前頭前野に向けた投射を
水まきに例えてみました・・


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