緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

multidisciplinary team

2013年04月21日 | 医療

この夏に向けて、
子供たち対象のがん教育企画を検討しています。

忙しい中にも、楽しさがあふれていて、
学内、院内のコンセンサスを得るために
東に西に走っていますが、苦になりません。





先週は、同時に
6月の医療マネジメント学会学術大会の
レクチャーを引き受けたチーム医療について
考えていました。

チーム医療というと、
医師、看護師、薬剤師、栄養士・・・・が
輪になって描かれている図をよくみます。

ちょっと違う・・ と、感じていました。


これは単なる集合体。

でも、目指すものは、機能する集団です。

機能する集団とは、
目標が一つあり、それを実現させるために
互いがミッションをもって、
専門性を生かしつつ、
しなやかに変化していくチームです。




今のがん教育企画も、
様々な部署から
ワーキンググループに
参画してもらいました。
皆さん、忙しいのに、快諾くださり、
とても建設的に進めてくださっています。
がん治療分野別、タスク別に
支援をお願いしました。
この時、これはmultidisciplinary teamだなって感じました。



multidisciplinary team(学際的多職種チーム)

緩和ケアチームもこれを目指し、
新年度新たな気持ちで
stimulation/encourageしていきたいと思っています。


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