新年初日。
以前から診ていた方が入院になったり、鎮痛薬の調整の依頼があったりでしたが、おしなべれば平穏な一日でホッとしました。
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「痛いのですが、フェンタニルの早送りレスキューが効かなくて・・」
という連絡があった患者さんのところに行くと・・
廊下でディスカッションする医師達。
話を聞いていて・・・・・??ハテナ?
診察してないことがスグ分かりました。。
患者さんのところに行って痛みの場所を観察すると
皮膚に発赤が・・
褥創対策のシートはズレて、下肢の方に・・
エッジがちょうど発赤部にあたっていました。
痛いと言われたら、まずは見て、触って、という基本が大切。
そういえば、かつて(すご~く前の話)、痛いと言われそこを診察したら、モルヒネ徐放剤が皺の間からポロリと出てきて、皺の奥に錠剤の丸い跡がくっきりと残っていたことが・・
痛みだけではなく、せん妄だってシーツのシワで誘発されることもあるのです。
先の方は薬剤の併用調節も必要でしたが、まずは、基本に返りましょう!
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今日も、お付き合いくださりありがとう。明日も、来て下さいね。
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でも、我が主人は、いつでもピーヒャラ、ピーヒャラと、オオカミ少年のように、わめいていましたので、それもどうだったのかと思いましたが。
本当に慌てているときは、妻の私が廊下に顔を出し、きょろきょろ、先生をキャッチバーにかかるので、先生も、患者さんとその家族の性格や挙動を観て下さるだけでも大変でしたでしょう。
でも、様態、見て下さいね。
廊下でディスカッション中に顔を出す、私。ご免なさい。