江戸の妖怪、怪奇、怪談、奇談

江戸時代を中心とした、面白い話を、探して、紹介します。

大和本草附録に見る河太郎

2019-10-21 22:57:05 | カッパ
大和本草附録に見る河太郎
                    2019.10
河太郎と相撲をとった人が、正気を失って、病いになった場合には、
しきみの木の皮をはぎ、乾燥させて粉(抹香)にし、水にかき混ぜて、呑ませれば、すぐに正気をとりもどし、本復する。

しばしば用いて、効果があると云う。
しきみは、莽草である。
木であるが、本草綱目には、毒草類に、分類、記載されている。

編者注:これは、大和本草附録(益軒全集)に見る河太郎の記述です。
    貝原益軒先生は、実にまじめな人です。
    「大和本草」も、まことにまじめな書です。
    その、先生も、カッパ(河太郎)の存在を疑っていなかったようです。
    これは、時代の為でしょう。

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