私が薬害エイズ訴訟の支援活動にはじめて関わってから15年になる。薬害のこと、エイズのこと、また、2002年10月提訴以来、薬害肝炎訴訟に関わって、肝炎のことは8年、患者さんと共に活動し学んできた。私の活動の原点は、薬害被害者・患者さんの生の声を社会に伝えること。もちろん私はエイズ・肝炎の患者さんの苦しみは体験していないので分からない。共に活動してきても、その苦しみは分かち合うことは出来ず自分自身の活動の中での歯がゆさも感じる。しかし、患者さんと共に活動してきて、生の声を聞き、患者さんの必要とする社会制度を一緒に考え患者さんが生きやすい社会制度を国や行政に患者さんと共に要請してきた。この活動を通して学んだことは、患者さんからいただいた大切な宝物である。患者さんと同じ社会に生きる人間として、この宝物を社会に活かしていくことが私の使命である。
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