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弱さを絆にーハンセン病に学び、がんを生きてー荒井英子の言葉に励まされて

2018-05-24 20:53:44 | 日記
「人間の持つ『弱さ』や『限界』や『困難』は、決して隠すべきものでも恥ずべきものでも、また簡単に克服すべきものでもなく、むしろそれらを絆にして支え合い、負い合う関係へと、人間を解放していく尊いものです。私たちが本当に解放されていくのは、強くなることにおいてではなく、支え合うことにおいてです」
「人は強さや大きさを絆にする時、すぐさま効率を最優先させ、排除の論理を振りかざし始めます。しかし、弱さを絆にしていく時、弱さには不思議な力があることに気づかされます。誰をも排除せず、お互いの賜物を生かして、和らぎ合う、心地よい場所を作り出せるからです」
(荒井英子「弱さを絆にーハンセン病に学び、がんに生きて」教文館より)

活動をしていて壁にぶつかり思い悩んだ時、ある人から荒井英子の本を紹介されました。目から鱗とはこのことかと、自分の悩みが力となり活動を続けることが出来ました。今の世の中、強いものを求めて、それに乗れない人を排除する傾向があります。むしろ私は弱いものを求め共に生きる傾向へと進もうと思います。
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