自粛生活が続く昨今の状況ですが、隠遁生活を30年以上おくった幕末の幕臣・高橋泥舟がおりました。高橋泥舟は幕末の幕臣で槍の名人で奉行職にもなり幕府崩壊の時には最期の将軍徳川慶喜の護衛する責任者にもなりました。勝海舟・山岡鉄舟と共に江戸城無血開城に尽力して徳川慶喜に謹慎生活を進めた人物です。徳川慶喜は高橋泥舟の助言により明治に入ると隠居生活をおくりました。それを進めた高橋泥舟は明治に入ると徳川家が静岡藩になると奉行職として出仕しますが、明治5年には東京に戻り明治政府からの出仕要請も断って明治36年69歳で亡くなるまで隠遁生活をおくりしました。戒名は「執中庵精一貫道大居士」正に至誠一貫の生涯でした。
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