グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

再び高速道路料金問題を考える。

2010年05月03日 | 日記
昨日に引き続き高速道路料金問題を考える。
世はまさにゴールデンウィーク(以下GWと略)ど真ん中、高速道路は満員御礼ならぬ満車御礼の様子である。
今年はGW突入直後より上下線とも関係なく各方面で慢性的に渋滞が発生しているようだがその背景には連続休暇を取りやすい暦以外に例の1000円を上限とする特別料金制度もあるのではないだろうか。
そもそも供給量が限定されるものは需要が多い時期には価格が上がるものである。
(確か成田エクスプレスの座席指定券も時期により料金に差があったと記憶している。)
それがこのたびはGWという超需要期にもかかわらず特別料金が適用されておりさらにそれをマスメディアが喧伝するというオマケがつく。
結果としてこの大規模渋滞は必然と言っていいだろう。
(程度問題ではあるが)果たして利用者は渋滞よりも低料金を望んでいるだろうか。
高速道路は高速で走行できてこそその便益に満足しその対価を支払うものである。
繰り返しになるが料金上限制度を需要ピーク時にも適用することは経済ルールにそぐわない。
現行案は修正すべきだと思うが如何であろうか。