グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

東西の二大政党制

2010年05月13日 | 日記
英国で政権交代が実現し若干43歳の首相が誕生した。
同国では長く二大政党制が続きわが国のお手本とも目されていたが日本が(昨年の)民主党の躍進により二大政党制もどきが実現した直後に本家である英国でこの枠組みが崩壊したことは皮肉な現象である。
本家では早速戦後初の連立体制による組閣が動き出したが果たして日本の二大政党制はどう進んでいくのだろうか。
直近の状況でいえば残念ながら二大政党とも確固たる地位を築いているどころかメルトダウンの危機ですらあるといってもいいだろう。
いわゆる第三極と呼ばれるグループも(数と政策の点で)力量は依然未知数、現時点では連立のイメージすら描き切れない。
ということで結局二大政党制の先行きは???だが、要は各政党が明確な政策を持ち議論を戦わせその結果として練り上げられた政策を遅滞なく実行に移していくことである。
政党関係者は与野党を問わず自らの役割を自覚し率先して立ち上がってほしいものである。