グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

ユッケ食中毒事件のその後に思う

2011年06月13日 | 日記
4人の死亡者、20数名の重症者を生んだ焼き肉店食中毒事件について先日焼き肉店経営者が営業再開を断念したとのニュースがあった。
監督する役所の許可が依然下りていないというのが表向きの理由だが信用失墜が大きくどの道営業再開は無理ではなかったか。
一つ気になったのは経営者が約束した被害者に対する治療費の支払いだ。
また遺族、被害者に対する補償問題も詳細は何も決まっていない。
はたして会社が約束していた治療費などの原資はあるのだろうか。
「カネがないから補償はできない」では被害者はたまったものではない。
賠償責任が発生した場合はたとえ借財を背負ってでも補償に応じる仕組み、法的裏付け、チェック体制が必要だ。
再発防止のためにも逃げ得は許さない社会であって欲しい。
一連の動きの中で朗報が一つあった。
解雇された焼き肉店チェーンの社員を同業者が一括して引き受けることになったことだ。
一般従業員には罪はない。