グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

パナマ文書の公開に思う

2016年04月09日 | 日記
通称「パナマ文書」と呼ばれる資料が全世界で大きな波紋を呼んでいる。
パナマにある法律事務所から流失した取引記録によれば世界をリードする要人の一族を含めた多数の顧客が租税回避措置を目論んでいたと思われる。
全く「洋の東西を問わず」とはこのことか・・・。
名前のあがった関係者の中には既に退職に追い込まれたもの、弁解に終始するもの、調査中として時間稼ぎをするもの様々だが西側の陰謀説を唱える大統領もいる。
英国の首相も公開された要人の1人だから陰謀説は当たってないように思う。
いかにも情報機関出身者の大統領らしい答弁だ。(笑)
これだけ多くの顧客名が明らかになったのだから日本人も相当多く含まれているのではないか。
現在のところ警備保障会社創業者(すでに第一線からは退任)以外名前は上がっていない。
それはそれで結構なのだがもしかしたらこれから五月雨式に明らかになってくるのかもしれない。
伊勢志摩サミットの議題がまた1つ増えたねぇ。
その場にいないロシア大統領や中国国家主席はともかくとして英国首相は何をどう語るだろうか・・・。