グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

熊本地震復旧対策に思う

2016年04月26日 | 日記
政府は今日熊本地震を激甚災害と指定、予算面でも数千億円の補正を組む準備に入った。
その多くは公共土木や住宅確保、中小企業支援などに充てられるがこの点についてが与党も野党もない。
一日も早い被災地の復旧を望みたい。
聞くところによると本社が東京や大阪にある大企業の出先などは本社からの有形、無形のサポートがあって復旧の見込みが立ちつつあるが地場の中小企業は企業全体が罹災し復旧は遅れがちだという。
中には廃業を考えているところも少なくないということだ。
結局この種の地域災害は地元資本により深刻なダメージを与えるものだ。
東北3県の復旧状況はどうだったのだろうか? 一度レビューしてみる価値はありそうだ。
ふと思ったのだが現下の政策課題である「地方創生」の進捗度だ。
地域の産業構造をどう捉えどう再生・発展させていくかという視点において「災害復旧」と「地方創生」は共通するものが多い。
この際熊本地方の復旧に「地方創生」の観点も織り込み一体化して進めていったらどうか。
無論緊急度、困窮度には十分配慮しなければならないのだが・・・。