グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

在イスラエル米大使館のエルサレム移転に思う

2018年05月14日 | 日記
イスラエルの米国大使館がテルアビブからエルサレムに移転すると聞いて大変な危機感を持ったものだが案の定大きな衝突が起きた。
本日現地で従来の領事館を大使館に格上げする記念セレモニーが行われたのだが大使館移転に反対するデモ隊とこれを鎮圧する部隊が衝突しデモ隊側に40名以上使者と1500人以上の負傷者が出たという。
残念なことだがこれは「怨念の連鎖」の始まりとなるだろう。
無論大使館の移転を主導した米大統領のノーベル平和賞受賞など完全に吹っ飛んでしまった。
朝鮮半島の非核化などまだ達成されていないからねぇ。
エルサレムの平和は今のところ共同統治以外に考えられない。
そしてその先の絵などとても描ける状態にはないと思う。
そこへきて今回の米大使館の強行移転である。
結局収拾策は米国大使館移転撤回以外にないはずだと思うがこれも難しいということになればもう打つ手はない。


保険販売環境の激変に思う

2018年05月14日 | 日記
生命保険最大手の日本生命がいよいよ保険ショップ参入を本格化させるようだ。
どう考えても従来の訪問販売は難しくなっている。
職場は出入りチェックが厳しくなっているし一般家庭は留守ばかりだからねぇ・・・。
かといってネットだけだと不安を覚える向きも少なくない。
そこで対面窓口販売なのだがいつだったか起きたような某窓口販売会社の不明朗な経営は根絶されたのだろうか。
今回の日生のビジネスプランは専門子会社経由に限定すれば複数の生保が絡むことによって発生するトラブルはないだろう。
問題は自社の訪販部隊との社内競合だ。
無論訪販部門からショップ部門への人員シフトはあるのだろうがそれでどの程度スムーズに移行できるのかどうか、である。
一方で保険商品はすべからく「規模の利益」の宿命を負う。
日生といえどもサードパーティの保険ショップの存在に無関心ではいられない。
保険販売の前線は今後大きく変わっていくのだろう。