グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

財務相の謝罪の仕方に思う

2018年05月15日 | 日記
財務相が次官のセクハラ認定に関してとうとう謝罪することに追い込まれたがその謝罪の仕方には驚いてしまった。
最後まで認めたくなかったのだろう、記者からの「謝罪はないのですか?」という問いかけに対し憮然とした表情で渋々応じたのだがそれも特に目を伏せることもなく早口でお詫びの言葉を口にしながら頭は数センチほど上下させただけだった。
あれではとても謝罪の意が伝わらないどころか、かえって反感を増すだけだ。
幸か、不幸か誰も財務相に意見するものはいない。
財務相の長い人生になかで誰かから叱られたり教えられたり、なんてことがなかったのだろう。
そしてこの財務相の作法を一番苦々しく思っているのが首相だ
年長の財務相に今さら行動を是正させることなどできないし、かといって何もしなければ容認していることになる。
困ったことだがどうも内閣全体がゆっくり崩壊に向かっているようである。