グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

米朝ハノイ会談の「その後」に思う

2019年03月02日 | 日記
28日に行われた米朝会談は予想もつかない結果に終わったがその後様々な動きを惹起している。
それにしても北朝鮮外相が翌日未明に行った緊急記者会見は興味深い。
あんな時間に行ったのはやはり会談の結果が「米大統領の説明通り」と思われたくないからだろう。
もしかしたら外相の脳裏に「粛清」の2文字が過ったのかもしれない。(笑)
国際世論が米国側に傾いたら大変なことになると考えても不思議ではない。
何が何でも自国の交渉スタンスを正当化しなければいけないというわけだ。
しかし「寧辺施設」以外に核査察の手を突っ込まれたくない・・・、ここが辛いところだ。
一方米国大統領も何も「成果」なく帰国したが例の意識不明状態で解放された米国人大学生の問題がとんだ失点になってしまった。
北鮮委員長も米国大統領も今後さらに自国内で評価を落とす危険は十分にある。
再会談は当分の間なさそうだしねぇ。
今こそ日本や韓国の出番だと断じる向きもあるが・・・・うーん? 意外と中国がカギを握っているのかもしれない。