グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

大阪府知事、市長の同時辞職に思う

2019年03月09日 | 日記
大阪府知事、大阪市長が任期途中で辞職し来月入れ替わって選挙に臨むという。
「大阪都構想」の是非について改めて信を問うというのがその狙いだそうだがクロス選挙などという変則的な手法を用いないと実現できないものだろうかと思ってしまう。
府も市も日常の議会活動の中で粛々と構想を練り上げていって通常の選挙を経て実現していければいいと思うのだがこんなショック療法を弄しない限り構想が消滅してしまうというのであればそれは所詮その程度のものでしかないということではなかろうか。
加えて今回は公明党との足並みの乱れも気になる。
もしかしたら大阪維新の会にとって乾坤一擲、最後の大勝負に出たということかもしれない。
今回の出来事でふと連想したことがある。
現政権の2度にわたる解散総選挙である。
今首相の解散権の行使について何らかの制限を加えるべきとの動きがある。
大阪府知事、市長の同時辞職、クロス選挙出馬も首相の消費増税延期解散とどこか似たところがある。
民意を問うのは選挙の前にまずは自分自身だけが冷静に行ったらいい。