グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

与党幹事長の党総裁4選容認に思う

2019年03月12日 | 日記
本日与党幹事長が記者会見の席上で首相の党総裁4選論について「党内外や海外から支援もある。この状況では(首相の4選は)十分あり得る。」と発言していたようである。
どんな流れでこのような発言が生まれたのか、詳細は知る由もないがいずれにせよ党則を変更してまだ日の浅いこの段階で4選の容認発言はあまりに唐突で違和感を禁じ得ない。
「余人をもって変え難い時は何ら問題がない」という支持理由も裏返して言えば「人材が枯渇している」ということだから必ずしも褒められたことではない。
幹事長はいち早く首相の総裁3選への道を切り開いてきたことで知られるがさらに4選の道を早々に明示したことになる。
「ルールは作ればいい」ということかもしれないが従来のルールはそれはそれで何らかの意義があったハズで一方的に蔑ろにするのも考え物だ。
党内で表立った異論が生まれないのもどこか不自然だ。
幹事長の言動よりもむしろこちらの方が気になる。
今や自民党は自由闊達さを完全に失ってしまった、・・・「出でよ、ポスト平成の国政を担う志士たち!」と言っておこう。