グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

衆院補選の自民2敗に思う

2019年04月21日 | 日記
昨日行われた衆院の補欠選挙で自民党が2敗した。
なんでも第2次安倍政権が誕生してから一度不戦敗があったが候補者を立てて補選で敗れるのは初めてだそうである。
現政権にはこのところ不運がつきまとう。
先日の幹事長代行の「消費増税の再々延期もあり得る」との発言は予想以上に世間の反発を買った。
観測気球どころか国民に「忖度」というNGワードを思い起こさせてしまった。
とても「個人的な見解を述べただけ」では済まなかったのだ。
空自のF35A機の行方不明もあれだけ捜索しても発見できないなどとなると国民の不安は募るばかりである。
米軍も捜索活動を打ち切ってしまった。
今のままでは同機の配備計画に支障をきたすのではないか。
沖縄選出議員の不倫トラブルはよくあることとはいえ、時期と選挙地盤が悪かった。
イチロー選手の国民栄誉賞授賞辞退もツイていない。
不運は続くもんだねぇ。
問題はこれから加点のチャンスがあるかどうかである。
あるとしたら対ロ領土交渉や北朝鮮の拉致被害者救済など外交事案が残されているがあまりいいニュースは入ってこない。
国内経済は総じて下降傾向にある。
一強体制はどうやら転換点を迎えたといっていいだろう。