このところ国会で「国民の疑惑を招く会食や会合に応じたことはない」というフレーズが大流行だ。
総務相などは質疑応答の中で4度も繰り返して審議を中断させていたが今度は官房長官も首相を代弁する形で同じフレーズを用いていた。
「国民の疑惑を招く会食や会合はない」と言っておきながら疑惑を招かない会合等について開陳するかと言えばこちらについては「一つひとつお答えすることは控えたい」と言う。
全くこれでは逆に疑念が膨らむというものだ。
政治家は須らく「信なくば立たず」、政治責任という言葉を考えれば上記のようなセロ回答はあり得ないと思うが如何だろう。
話は変わるがかって当欄で「NTTドコモの新料金プランについてあれは後出しジャンケンではないか」(2020.12.04)と記した。
NTT社長が完全子会社化したドコモの次期社長を同道して官邸を訪問していたことにも触れた。
いろいろ考えさせられるねぇ。(笑)