数々のトラブルに見舞われ経営不振の最中にある「日本マクドナルド」が新メニューを公表していた。
果たして起死回生の一策となるか。
新メニューの特長はベジタブルチキンバーガーなど野菜系の充実と多彩なバリエーションだ。
主力のバリューセットは何と1000通りもの組み合わせが可能という。
それに価格設定は10円単位とし釣り銭の受け渡しを簡素化した。
それでもマクドナルドの行方はまだ不透明だ。
野菜系を重視したといっても「サブウェイ」ほど徹底できていないし、本業のビーフ・ハンバーガー・マーケットでは新たなライバルの日本市場参入が目白押しだ。
まさに「前門のトラ、後門の狼」状態なのだ。
マクドナルドが日本に初進出した半世紀前とは事業環境が大違いだ、我が国だけでなく本国も。
さて現下のマーケットはニュー・マクドナルドに対しどんな評価を下すのだろうか。