神田蘭…『真説・桃太郎』
神田京子…『振袖火事』
神田阿久鯉…『天保六花撰 森田屋清蔵召し捕り』
神田山吹…『柳沢昇進録 朝妻船』
《お仲入り》
神田きらり…『村井長庵 千太郎殺害』
神田紅葉…『真景累ヶ淵 豊志賀の死』
月1回の若葉会。もちろん有給休暇を取って日本橋亭へ。
開口一番の蘭さん。芥川龍之介の「桃太郎」を題材にした紅先生の作だそうですが・・・。私にはちょっと合わなかったかな?
続く京子さんの「振袖火事」も実際にあった史実を基にしているのですが、こちらも私には・・・。
阿久鯉さんの「天保六花撰」連続読みは佳境に入り、6人の中で残るは森田屋清蔵と河内山宗俊のみ。
そのうちの森田屋清蔵がとうとう捕まってしまいました。
遊郭の中でも吉原と千住の違いなどを知ることができ、どんどん噺にのめり込んで行った一席でした。
山吹先生は家族で伊豆に旅行に行った話からスタート。
家族・親類・近所の人など総勢10人での旅行で、伊豆の宿は取ったのにフェリーを予約しなかったため、当日キャンセル待ちでなんとか行けたそうです。
伊豆に着いてからも新鮮な魚介類に巡り合えず、しかし山吹先生だけは魚がダメなのでふりかけ持参で満足したと、いかにも山吹先生らしいほのぼのとしたエピソードでした。
読み物は多賀朝湖(英一蝶)と宝井其角の友情を描いた作品。
哀しさと楽しさが交差して涙が止まりませんでした。
きらりさんは「村井長庵」の中のネタ下ろしだそうで、伊勢屋の若旦那の千太郎が死んでしまいした。殺しの嫌疑をかけられた久八の運命や如何に???
それにしてもこの「村井長庵」の読み物は、長庵本人が出て来なくても立派に物語として成り立って行くのが凄い話です。
今回のトリは紅葉さん。怪談ということで場内の照明が落とされ、高座上の紅葉さんだけが照らされています。
この「真景累ヶ淵」は、落語でも講談でも聴いた事がないのですが、ゾクゾクする展開に背筋が寒くなりました。
今日聴いていて思ったのですが、やはり私には松鯉門下の3人が合うようで・・・。
神田京子…『振袖火事』
神田阿久鯉…『天保六花撰 森田屋清蔵召し捕り』
神田山吹…『柳沢昇進録 朝妻船』
《お仲入り》
神田きらり…『村井長庵 千太郎殺害』
神田紅葉…『真景累ヶ淵 豊志賀の死』
月1回の若葉会。もちろん有給休暇を取って日本橋亭へ。
開口一番の蘭さん。芥川龍之介の「桃太郎」を題材にした紅先生の作だそうですが・・・。私にはちょっと合わなかったかな?
続く京子さんの「振袖火事」も実際にあった史実を基にしているのですが、こちらも私には・・・。
阿久鯉さんの「天保六花撰」連続読みは佳境に入り、6人の中で残るは森田屋清蔵と河内山宗俊のみ。
そのうちの森田屋清蔵がとうとう捕まってしまいました。
遊郭の中でも吉原と千住の違いなどを知ることができ、どんどん噺にのめり込んで行った一席でした。
山吹先生は家族で伊豆に旅行に行った話からスタート。
家族・親類・近所の人など総勢10人での旅行で、伊豆の宿は取ったのにフェリーを予約しなかったため、当日キャンセル待ちでなんとか行けたそうです。
伊豆に着いてからも新鮮な魚介類に巡り合えず、しかし山吹先生だけは魚がダメなのでふりかけ持参で満足したと、いかにも山吹先生らしいほのぼのとしたエピソードでした。
読み物は多賀朝湖(英一蝶)と宝井其角の友情を描いた作品。
哀しさと楽しさが交差して涙が止まりませんでした。
きらりさんは「村井長庵」の中のネタ下ろしだそうで、伊勢屋の若旦那の千太郎が死んでしまいした。殺しの嫌疑をかけられた久八の運命や如何に???
それにしてもこの「村井長庵」の読み物は、長庵本人が出て来なくても立派に物語として成り立って行くのが凄い話です。
今回のトリは紅葉さん。怪談ということで場内の照明が落とされ、高座上の紅葉さんだけが照らされています。
この「真景累ヶ淵」は、落語でも講談でも聴いた事がないのですが、ゾクゾクする展開に背筋が寒くなりました。
今日聴いていて思ったのですが、やはり私には松鯉門下の3人が合うようで・・・。