演芸見ブんログ

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07/08/27 Cafe落語6

2007-08-27 | 講談会・落語会
神田きらり…『寛永三馬術 誉れの梅花 愛宕山』

鈴々舎馬るこ…『鴻池の犬』

笑福亭里光…『竹の水仙』

鈴々舎馬るこ…『大工調べ(前)』


日本橋亭を出たのが3時過ぎ。武蔵小山の会は7時半。どうやって時間を潰そうか、今朝までは色々思いを巡らせていたものの、履き慣れない雪駄で歩いたせいでどうにもこうにも体がダルイ!
結局、靴を履き替えたり用事を済ませたりしてしているうちに時は流れ、7時前に武蔵小山に到着。今月もまた“昼夜きらりおっかけ”となってしまった
まだ少し時間があるのでMドナルドで「東京かわら版9月号」を再読。来月も興味深い催しが多々あるなぁ・・・。
7時を過ぎたので会場に向かおうとしたところ、何か体の変調を感じ薬屋でドリンク剤を一飲み
ダルさは抜けないし、熱っぽいし・・・急に帰りたくなってしまいましたが、ここまで来た以上はねぇ・・・

開演前に主催者から「この会は3人の演者さんが30分の持ちネタでやるのですが、今日は馬るこさんが15分ものを2席ということで、きらりさん、馬るこさん、里光さん、馬るこさん、となります」
なんだそりゃぁ~???

きらりさんの「愛宕山」はもう何回目でしょうか?
それでもくすぐりが少し新しくなって、何回聴いても面白いものは面白い!
きらりさんも持ちネタの中では1、2を争う得意ネタだと思うのですが、それでも間違えたりして。。。
30分たっぷりときらり節を楽しませていただきました
で、きらりさんの講釈を聴いたら、さっきまでのダルさと熱っぽさはどこへやらゲンキンなアタシ

馬るこさんは久しぶりです。まぁ、落語協会の定席や深夜寄席に行かないので、それはそれで仕方ないことで…。
「鴻池の犬」という上方の噺を関東風にアレンジして聴かせてくれましたが、なかなかこちらでは聴けない噺だけに本当に面白かった!

里光さんは勿来帰りだそうですが、この関の湯の寄席も当分休止らしいです…。
3つ用意したネタのうち1つは馬るこさんとかぶり、残る2つのうち選んだのは「竹の水仙」。
もちろん鶴光師匠の十八番ですが、里光さんの噺も良かった。
「伊勢音頭」のくだりは関東では馴染みがないのでイマイチですが、それ以外は関西弁の「竹の水仙」ということで新鮮でした。
ただ、空調があまり効いていない上に、高座上にライトが当たるため馬るこさんも里光さんも滝のような汗。
着物の襟元にも汗ジミができて、洗張りは大丈夫なのか?そちらの方が心配になってしまいました。

馬るこさんの2席目は、ある企画のために大ネタを10分で・・・って、「大工調べ」を10分でやるという荒業!!

打ち上げではお客さんから疑問視の声も上がっていましたが、そんな声に負けずに自分の考えたネタで勝負をして欲しいと強く思いました!